無料の相性占いは、計算のしかたで大きく3種類に分かれる

「相性占い 無料」で検索すると、名前を入れるもの、生年月日を入れるもの、ボタンを押すだけのものが並びます。見た目は似ていますが、中で行われている計算は別物です。大きく分けると3種類になります。

名前の文字数や画数で決めるもの

ひとつめは、名前を材料にする占いです。姓名判断(せいめいはんだん。漢字の画数から運勢を読む方法)のように五格を出して読むものから、名前の文字数や母音の並びだけで相性を決める簡単なものまで幅があります。本名が要るものと、ニックネームで足りるものがある点も違いです。

名前の占いが見ているのは、いま呼び合っている関係の形です。同じ名前の相手なら誰と占っても同じ結果になるので、生まれ持った気質までは読めません。

生年月日の暦で決めるもの

ふたつめは、生年月日を材料にする占いです。四柱推命(しちゅうすいめい。生まれた年月日を干支で表す東洋の占い)の五行、九星気学の本命星、数秘術のライフパスナンバー、西洋占星術の星座など、暦に当てはめて読む方法がここに入ります。同じ生年月日なら結果は同じで、変えられない気質の相性を見るものです。

星座だけで見る12通りの占いと、日ごとの干支まで見る占いでは、細かさが違います。星座は誕生日が1か月ずれても同じ結果ですが、日柱まで見ると1日違うだけで結果が変わります。(細かければ当たる、という話ではありませんが、根拠の量は違います)

ランダムに近いもの

みっつめは、名前や生年月日を入れても、結果がその場の乱数で決まるものです。おみくじの箱を振るのと同じ作りで、入力は演出として使われています。診断のたびに結果が変わるので、遊びとしては楽しめますが、ふたりの傾向を読む材料にはなりません。

この3種類のどれかが正しい、という話ではありません。ただ、自分がいま使っている占いがどれなのかを知らないまま結果を受け取ると、乱数の結果を気質の話だと思い込むことになります。

種類材料見ているもの同じ入力で結果は
名前で決める画数・文字数・よみがな呼び合う関係の形変わらない
生年月日で決める干支・九星・数秘・星座生まれ持った気質変わらない(日付を使う分だけ動く)
ランダムに近い乱数その場の運毎回変わる

見分け方は「同じ入力で同じ結果が出るか」と「根拠が書かれているか」の2点

使っている占いがどの種類なのかは、2つのことを試せば分かります。どちらも1分で済みます。

同じ名前と生年月日で、もう一度占ってみる

いちばん簡単な見分け方です。同じふたりの名前と生年月日を入れて、続けて2回占います。結果が同じなら、名前か生年月日から計算している占いです。パーセントや文言が毎回変わるなら、乱数が入っています。

日付を材料に使う占いは、日をまたぐと結果が少し動きます。これは乱数のせいではありません。その日の暦を読んでいるためです。同じ日のうちに2回試して動くかどうかで区別してください。(この確認を一度やっておくと、その後の結果の受け取り方が落ち着きます)

「なぜこの結果なのか」が結果ページに書かれているか

もうひとつは、結果に理由が添えられているかです。「相性78%」と数字だけが出る占いと、「日干が木と火で相生の関係」「人格の画数が吉数」のように材料と読み方が書かれている占いでは、あとで使える情報の量が違います。

理由が書かれていれば、その部分だけを自分の目で確かめられます。理由が無い占いは、当たっているかどうかを確かめる手がかりがありません。無料の占いを選ぶときは、計算のしかたを公開しているかどうかを一つの目安にするのがベターです。

相性占いの「当たる」は、未来を言い当てることではない

「相性占い 当たる」と検索する人が知りたいのは、この結果を信じていいのか、という一点だと思います。先に答えを書くと、相性占いは「付き合えるかどうか」を予言する道具ではありません。ふたりの傾向を、第三者の言葉で言い直す道具です。

占いが言葉にしているのは、ふたりの「傾向」

生年月日から出る五行の関係は、「この組み合わせはぶつかりやすい」「この組み合わせは支え合いやすい」という傾向を示しています。ぶつかりやすい組み合わせでも長く続くカップルはいますし、支え合いやすい組み合わせでも別れる人はいます。占いが出しているのは傾向であって、ふたりの結末ではありません。

この意味での「当たる」なら、相性占いはかなり役に立ちます。「相手は熱しやすく冷めやすい火の人」と言われて思い当たる節があれば、それは傾向が当たっているということです。そこから先の行動は、ふたりが決めることになります。

「当たった」と感じるのは、結果を自分に引き寄せて読むから

占いの結果を読むと、思い当たることだけが目に入ります。「すれ違いに気をつけて」と言われれば、先週の既読スルーを思い出します。当たったと感じるのは、この引き寄せが働くからです。これ自体は悪いことではありません。自分が何を気にしているかが、結果を通して見えてきます。

この仕組みは恋みくじは当たる?|的中率より大切なことで詳しく書いています。当たるかどうかで悩むより、結果から何を拾うかを先に決めておくほうが、占いの使い道は見えやすくなります。

計算を公開している例として、恋みくじの「三本の糸」がある

根拠が書かれている無料の相性占いの例として、恋みくじの相性占いを挙げます。「縁の三本糸」という名前で、心・名・時の3本を別々に採点し、重みをつけて合計する作りです。採点の内訳は占い方のページに公開されています。

心45・名35・時20の重みで合計する

心の糸は生年月日から出す糸で、重みは45%です。四柱推命の日干の五行の関係で基礎点を決め(相生80、比和66、相剋50)、陰陽の違いや日支の六合・三合・冲、九星の五行、数秘のライフパスナンバーで加点と減点をします。名の糸は名前から出す糸で、重みは35%です。本名なら姓名判断の五格から人格・総格・結び数を合成し、よみがなの母音の並びで音の響きも見ます。ニックネームなら響きだけで採点します。

時の糸は今日の日付の日柱とふたりの五行の関係から出す糸で、重みは20%です。この糸だけが日ごとに動きます。合計を少し広げてパーセントにし、86%以上を「運命の赤い糸」、75〜85%を「強固な絆」、60〜74%を「しなやかな縁」、46〜59%を「未完成の糸」、45%以下を「からまり気味」と、5段階の糸の名前で表します。名前と生年月日のどちらを重く見るかの考え方は両方を使う「三本の糸」の考え方に、%の目安は相性占いの%の目安にまとめています。

三本それぞれの点と根拠が、結果ページに出る

結果ページには、合計の%と糸の名前のほかに、三本の糸それぞれの点と根拠が並びます。「日干が甲と丙で相生」「人格が15画で吉数」のように、どの材料がどう効いたかを読める形です。漢字の画数はKANJIDIC2(EDRDG)の新字体の実画数を使っています(出典 EDRDG KANJIDIC2)。

前の章で挙げた2つの見分け方を当てはめると、同じ入力なら心と名の点は同じ日に何度占っても変わらず、根拠は結果ページに書かれている、という作りになります。(先に断っておくと、これで未来が当たるわけではありません。読める材料が多い、というだけの話です)

結果を恋に活かす使い方は、低い糸の読み方で決まる

相性占いの結果は、合計の%だけを見て終わると、ほとんど何も残りません。使い方は次の3つです。

合わない糸は「気をつける場所」として読む

三本のうち、いちばん低い糸に目を向けます。心の糸が低いなら、気質の違いが出やすいふたりです。「相手は水の人で流れに任せる、自分は火の人で決めたがる」と分かれば、デートの行き先を決めるときに相手の返事を待つ、といった対処が先に取れます。名の糸が低いなら、呼び方や距離感がまだ固まっていない段階と読めます。

低い糸は、ふたりがぶつかりやすい場所の地図として読むのがベターです。合わない証拠として読む必要はありません。(合計が高いふたりほど、この地図を見ないまま進んで、あとで同じ場所でつまずくことが多いように見えます)

日を変えて、時の糸の動きを見る

時の糸は、日ごとに変わります。重みは20%なので合計は数%しか動きませんが、時の糸が高い日は、話しかけるきっかけに使えます。放課後に声をかけるか、LINEを送るか迷っているなら、朝に占って時の糸を見てから決める、という使い方です。

逆に低い日は、返事を急かさない日にします。既読がつかなくても、今日はそういう巡りだと思えば、追いLINEをせずに済みます。(この使い方は占いを行動のブレーキにする形で、当たる当たらないとは別の効き方をします)

ふたりで見せ合って、話の種にする

両想いや交際中なら、結果を見せ合うのがいちばん使いでがあります。人物像の欄には、それぞれの日干・九星・数秘(本名なら五格も)が出ます。「あなた土の人なんだ、確かに頑固」と笑い合うだけで、普段は言いにくい気質の話が自然に出てきます。

片想いの段階なら、見せ合うのはまだ先で構いません。「相性占いやってみたら面白かった」と話題にするだけでも、相手の誕生日を聞くきっかけになります。

やらないほうがいい使い方は、切る理由にすることと、引き直して選ぶこと

使い方を間違えると、相性占いは恋の邪魔になります。避けたい使い方は2つです。

結果を、相手を切る理由にしない

「からまり気味」が出たから連絡をやめる、という使い方は避けてください。0〜45%は2万組の試算で約4%しか出ない帯ですが、出たとしても、気質の組み合わせがぶつかりやすいという傾向を示しているだけです。実際に会って話した感触のほうが、占いの結果より重い情報です。

逆に、相性が良いと出た相手だから安心、と決めるのも同じ間違いです。占いが見ているのは名前と生年月日だけで、相手の今の気持ちも、これまでのやりとりも材料に入っていません。

何度も引き直して、良い結果だけを信じない

乱数の占いで納得いくまで引き直す、という使い方は、結果を自分で選んでいるのと同じです。名前や生年月日で計算する占いでも、よみがなを変えたり、あだ名と本名を入れ替えたりして良い方を採ると、同じことになります。

ひとつの入力で出た結果を、そのまま受け取ってください。気に入らない結果が出たときこそ、低い糸の根拠を読む価値があります。

相性占いの結果は、ふたりの傾向を言葉にしたものです。連絡をやめる、告白をあきらめる、といった大きな判断の根拠にはしないでください。判断の材料は、実際に会って話した感触のほうにあります。

名前と生年月日を入れるなら、保存しない占いを選ぶ

相性占いには、自分と相手の名前と生年月日を入れます。本人が知らないところで入力されるのは相手の情報なので、扱いには少し気をつけたいところです。

入力した情報が残らない作りかどうかを確かめる

確かめる場所は、占いページの説明や利用規約です。「入力した情報は保存しません」と書かれているか、ブラウザの中だけで計算する作りかを見ます。会員登録やメールアドレスの入力を求める占いは、名前と生年月日がアカウントに紐づく形になるので、片想いの相手の情報を入れるには向きません。

恋みくじの相性占いは、名前と生年月日を保存せず、登録も不要です。占うたびに入力し直す手間はありますが、相手の情報がどこかに残らない安心と引き換えです。(片想いの相手を入れて占うなら、この点は先に確かめておくのがベターです)

結果を共有するときは、相手の情報が載っていないかを見る

結果の画面をスクショしてSNSに上げるときは、相手の本名や生年月日が写り込んでいないかを見てください。糸の名前や%だけなら問題ありませんが、人物像の欄には誕生日と本名がそのまま出ます。仲の良い友達に見せるだけのつもりでも、画像は残ります。

よくある質問

無料の相性占いは当たりますか?

未来を言い当てるものではありません。名前や生年月日から計算する占いなら、ふたりの傾向を言葉にする道具として役に立ちます。結果の理由が書かれているものを選ぶのがベターです。

同じふたりで結果が変わるのはなぜですか?

今日の日付から出す時の糸が日ごとに動くためです。重みは20%なので数%の範囲です。同じ日のうちに何度も変わるなら、乱数で決めている占いです。

相性が低いと出たら別れた方がいいですか?

低い結果は、気質がぶつかりやすい傾向を示しているだけです。会って話した感触のほうが重い情報ですので、切る理由にはせず、気をつける場所として読んでください。

相手の名前と生年月日を入れても大丈夫ですか?

保存しない作りの占いを選べば問題ありません。恋みくじの相性占いは名前と生年月日を保存せず、登録も不要です。結果をSNSに上げるときは本名や誕生日の写り込みに気をつけてください。

最後に

無料の相性占いは、名前で決めるもの、生年月日で決めるもの、ランダムに近いものの3種類に分かれます。同じ入力で同じ結果が出るか、根拠が書かれているかを見れば、どれを使っているかは分かります。相性占いは未来を言い当てる道具ではなく、ふたりの傾向を言葉にする道具です。低い糸を気をつける場所として読み、相手を切る理由には使わない、というのが、結果を恋に活かす使い方になります。

恋みくじの相性占いは、無料・登録不要で、名前と生年月日だけで占えます。ニックネームでも、片想いの相手でも構いません。三本の糸の点と根拠が結果ページに出ますので、%だけでなく、どの糸が低いかまで見てみてください。

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