名前の相性は、ふたりの「人格」を見比べるのが基本です
名前の画数で相性を出すときは、姓名判断の五格のうち「人格」を中心に見ます。人格は姓の最後の字と名の最初の字を足した数で、その人の性格や対人関係の核を表すとされる部分です。恋愛は対人関係そのものなので、五格の中で人格を一番重く見る流派が多くなっています。
もうひとつ、相性を見るときに欠かせないのが「ふたりの数を組み合わせて読む」という発想です。片方の名前だけを見ていても相性にはなりません。この記事では、五格の出し方を一度だけ手計算で実演したうえで、ふたりの人格を足した「結び数」という見方までを順に追っていきます。
人格を重く見るのは、性格と対人運が表れるとされる数だからです
五格にはそれぞれ受け持ちがあります。天格は先祖から受け継いだ姓そのもの、地格は若い頃の運や家庭環境、外格は周囲からの見られ方、総格は一生を通した運勢を表すと一般に説明されます。そして人格は、名前の中心にあって性格・才能・対人関係を司る、いわば名前の芯にあたる数です。
恋愛で問題になるのは「どんな人か」と「人とどう関わるか」の2点です。この両方を受け持つのが人格なので、恋愛の相性を見るなら人格から入るのが自然な順番になります。(総格も一生の流れとして見ますが、相性という意味では人格ほど重くは扱いません)
恋みくじの相性占いは、人格・総格・結び数を4対2対4で合わせています
相性占いの「名の糸」は、本名を「姓 名」で入れたときに五格を計算し、ふたりの人格の吉凶、ふたりの総格の吉凶、そしてふたりの人格を足した「結び数」の吉凶を、0.4・0.2・0.4の重みで合成しています。人格と結び数で8割を占める配分です。
採点の仕組みは占い方のページに書いてあります(出典 恋みくじ 相性占いの占い方)。名前の点は全体の35%で、生年月日から出す「心の糸」の45%、今日の日付で変わる「時の糸」の20%と合わせて1本の結果になります。この三本の糸の考え方は名前と生年月日のどちらで見るかを整理した記事にまとめています。
五格は、姓と名の画数を足すだけで自分でも出せます
計算そのものは足し算だけです。用意するのは、姓と名の各文字の画数だけになります。まず計算式を表にしておきます。
| 格 | 計算式 | 表すとされるもの |
|---|---|---|
| 天格 | 姓の画数をすべて足す | 家系・生まれ持った環境 |
| 人格 | 姓の最後の字+名の最初の字 | 性格・才能・対人関係 |
| 地格 | 名の画数をすべて足す | 若い頃の運・家庭運 |
| 外格 | 総格-人格(姓の最初の字+名の最後の字) | 周囲からの評価・社会運 |
| 総格 | 姓と名の画数をすべて足す | 一生を通した運勢 |
「山田太郎」なら天格8・人格9・地格13・外格12・総格21です
架空の名前で一度だけ実演します。「山田太郎」の画数は、山が3画、田が5画、太が4画、郎が9画です。ここから五格を出すと次のようになります。
- 天格 山3+田5=8
- 人格 田5+太4=9
- 地格 太4+郎9=13
- 外格 山3+郎9=12
- 総格 3+5+4+9=21
相性で重く見る人格は、田と太を足した9です。姓の最後と名の最初が向かい合う位置なので、名前の真ん中を切り取った数と考えると覚えやすくなります。(手計算で迷うのは外格で、姓と名の両端を足すと覚えておくと間違えにくいです)
一文字の姓や名は「霊数」の1を足して数える流派が多いです
「林 蓮」のように姓や名が一文字のときは、そのままでは天格や地格が一文字分の画数になってしまいます。そこで多くの流派では、一文字側に「霊数」と呼ばれる仮の1画を足して数えます。恋みくじの相性占いも、一文字の姓・名には霊数1を足し、外格は一文字側を1として数える方式を採っています。(霊数を使わない流派もあるので、本や他の占いと数が1ずれることがあります)
出した数は81数表で「大吉・吉・半吉・凶・大凶」に振り分けます
五格のそれぞれの数は、1から81までの数に吉凶を割り当てた「81数」の表で読みます。姓名判断で「13は才能の数」「21は自立の数」と言われるのは、この表の読みです。相性占いでは81数を大吉・吉・半吉・凶・大凶の5段階にまとめ、それぞれに100・80・60・40・20の点を当てています。
山田太郎の五格を当てはめると、天格8は吉、人格9は凶、地格13は大吉、外格12は凶、総格21は大吉となります。人格が凶に落ちていますが、この数ひとつで恋が決まるわけではないことは、次の結び数のところで分かります。
81を超えたら80を引いて読みます
画数の多い名前では、総格が81を超えることがあります。その場合は80を引いて表に戻すのが一般的な扱いです。たとえば総格が85なら5として読みます。(81数は「81で一巡して1に戻る」という考え方なので、82は2、83は3と読む形です)
9や34など凶の数が出ても、名前だけで恋は決まりません
9・10・12・19・20・34あたりは、多くの流派で凶や大凶に置かれる数です。自分や相手の人格がここに当たると気にする方が多いのですが、相性は片方の数だけでは出ません。ふたりの数を組み合わせたときに何が起こるかが本題です。
ふたりの人格を足した「結び数」で相性が見えてきます
相性占いが名前の相性で一番重く見ているのが、ふたりの人格を足して81数表で引き直した「結び数」です。ひとりの名前を読む姓名判断には無い、ふたり専用の数になります。人格どうしの足し算なので、自分の名前だけ良くても相手と合わせたときに数が変わり、逆に片方が凶でも合わせると持ち直すことがあります。
「山田太郎」と「佐藤早紀」なら、結び数は9+24=33で大吉です
相手役として、これも架空の名前「佐藤早紀」を置きます。画数は佐7・藤18・早6・紀9で、人格は藤18+早6=24(大吉)、総格は40(半吉)です。山田太郎の人格9とこの24を足すと33になり、81数表では大吉に当たります。
太郎の人格だけを見れば凶ですが、早紀と組み合わせた結び数は大吉に変わります。名前の相性がふたりで見るものだというのは、こういう意味です。相性占いでは、ふたりの人格の平均点、総格の平均点、この結び数の点を4対2対4で合わせて名前の点を出しています。(結び数は相性占い独自の見方で、姓名判断の教科書にそのまま載っている項目ではありません)
片方の数が悪くても、結び数で読みが変わることは珍しくありません
人格が凶に当たる人と組んでも、足した数が大吉の位置に来ることは普通にあります。相性占いの81数表では大吉が27個、凶が23個あるので、凶の人格に何を足すかで簡単に大吉側へ行き来します。自分や相手の人格が凶だったからといって、名前の相性が悪いと決めるのは早いです。
画数の数え方は流派で違うので、同じ名前でも数がずれます
姓名判断で一番もめるのが画数の数え方です。「さんずいは3画」と数える流派もあれば、旧字体の「水」に戻して4画とする流派もあります。「藤」を18画とするか21画とするかも流派次第です。同じ名前を別の本や別の占いで見て数が合わないのは、多くの場合この差が原因です。
恋みくじの相性占いは、新字体の実画数で数えています。旧字体や康熙字典体(こうきじてんたい。昔の辞書の字形)で数える流派とは結果が違うことがあります。かなにも画数を当てているので、ひらがなの名前も五格が出ます。ただし流派の違いによる数のずれは、どちらが正しいという話ではありません。
相性占いの画数は KANJIDIC2 の新字体データを使っています
相性占いで使っている漢字の画数は、電子辞書研究開発グループ(EDRDG)が公開している漢字データベース KANJIDIC2 をもとにしています(出典 KANJIDIC2(EDRDG))。JIS第一・第二水準と常用漢字・人名用漢字の画数を、新字体のまま実画数で引いています。ライセンスは CC BY-SA 4.0 です。
この方式だと、部首を旧字に戻す流派とは「藤」「沢」「斉」のような字で数が変わります。どちらで数えるのが正しいかを決める材料はないので、相性占いの結果は「新字体の実画数で見るとこう出る」という一つの読みとして受け取るのがベターです。(同じ方式で全員を数えているので、ふたりの比較としては筋が通っています)
漢字が引けない字やニックネームは「音の響き」で見ます
画数が引けない字が入っている名前や、ニックネームで占うときは、五格は出ません。相性占いはその場合、よみがなから「音の響き」を見て名前の点を出しています。本名でよみがなを入れたときは、画数の点と響きの点を6対4で合わせる形です。
響きは母音の並びと拍数の近さで見ます
よみがなを拍(はく。ひらがな1文字分の長さ)に分け、名前の頭の母音と終わりの母音、あ行・な行・ま行のようなやわらかい行かどうか、拍数がどれくらい近いかを組み合わせて点にしています。「ゆい」と「はると」のように、呼び合ったときの音の相性を見るイメージです。(画数と違って流派の壁が無い分、ニックネームどうしでも比べられます)
本名で占うと、人格・外格・総格の読みも一緒に出ます
ニックネームで占うと名前からの読みは響きだけになりますが、本名を「姓 名」で入れると結果ページに次のものが出ます。
- ふたりそれぞれの五格(天格・人格・地格・外格・総格)と81数の読み
- ふたりの人格を足した結び数と、その吉凶
- 画数の点と響きの点を合わせた「名の糸」の点数
名だけを入れた場合は、総画だけを見る扱いになります。姓と名の両方を入れたときに人格と外格が読めるようになる、と覚えておくと使い分けやすいです。名前と生年月日はサーバーに保存していないので、本名を入れることに抵抗がある方は、相手の分だけニックネームにしても占えます。
手で計算するより、相性占いに任せた方が早く正確です
この計算をふたり分、五格と結び数まで手でやると、まず8字前後の画数を辞書で引く手間が要ります。一字でも画数を読み違えると人格も結び数もずれるので、慣れていないと確認に時間がかかります。相性占いは名前と生年月日を入れるだけで、この計算をまとめて済ませて結果を出す作りです。
名前の画数だけで恋を決めるのは、三本の糸のうち1本だけを見ているのと同じです。生年月日から見る心の糸の読み方は四柱推命の日干と五行で相性を読む記事にまとめています。名前の相性が今ひとつでも、心の糸や時の糸で持ち直すことはよくありますので、1本だけで結論を出さないでください。
よくある質問
名前の相性は五格のどれを見ますか?
恋愛の相性では人格を中心に見ます。人格は姓の最後の字と名の最初の字を足した数で、性格と対人関係を表すとされる部分です。相性占いでは人格・総格・結び数を4対2対4で合わせています。
結び数とは何ですか?
ふたりの人格を足して81数表で引き直した数で、相性占い独自の見方です。片方の人格が凶でも、足した数が大吉に当たることは珍しくありません。姓名判断の教科書にそのまま載っている項目ではありません。
画数が他の占いと違うのはなぜですか?
画数の数え方が流派で違うためです。相性占いは KANJIDIC2(EDRDG)の新字体の実画数で数えており、旧字体で数える流派とは「藤」「沢」などで数がずれます。どちらが正しいという話ではありません。
ニックネームでも名前の相性は出ますか?
出ます。漢字の画数が引けない場合は、よみがなの母音の並びと拍数から「音の響き」を見て名前の点を出します。本名を「姓 名」で入れると、五格と結び数の読みも一緒に出ます。
あわせて読みたい
最後に
名前の画数で見る相性は、五格を出して人格を見比べ、ふたりの人格を足した結び数で読むのが基本です。画数の数え方は流派で違い、同じ名前でも数がずれるので、結果は「この方式ではこう出る」という一つの読みとして受け取るのがベターです。片方の数が凶でも、ふたりを合わせた数で持ち直すことはよくあります。
恋みくじの相性占いは、名前と生年月日を入れるだけで五格・結び数・音の響きまでまとめて計算し、生年月日と今日の日付を合わせた三本の糸で相性を出します。無料・登録不要で、名前と生年月日は保存しません。本名でもニックネームでも、片想いの相手でも占えます。気になる人との名前の相性を、一度確かめてみてください。