「縁談」は、神社のおみくじにある結婚の項目

神社でおみくじを引くと、運勢の下に「願望」「待ち人」「縁談」などの項目が並んでいます。このうち縁談は、結婚についての項目です。結婚の話がまとまるか、良い相手との縁に恵まれるか、その行方が短い言葉で書かれています。

縁談という言葉は、もともと結婚の相談や結婚の話そのものを指します。お見合いや紹介が中心だった時代の言葉なので、今の暮らしに当てはめるなら、紹介や婚活で結婚を考える相手と出会うこと、付き合っている相手との関係が結婚に向かって進むこと、と考えるとわかりやすいと思います。(結婚をまだ考えていない人が読むなら、「この先の大事な縁」くらいの受け取り方で十分です)

なお、恋みくじ参道の恋みくじには縁談の項目がありません。前半は神社のおみくじの縁談の言葉の意味、後半は恋みくじの中で近い読み方、と分けて書いています。

縁談の言葉の意味、早見表

縁談の欄に書かれる言葉は、神社やおみくじの種類によって少しずつ違います。よく見かける言い回しと、受け取り方の目安です。

縁談の言葉 受け取り方の目安
来る・調う(ととのう) 良い縁や話がまとまりやすい。来たときに受け取れる準備をしておく
調えばよし・まとまる 話が進めば良い結果になりやすい。迷っているなら進めてみてよい
遅れる・遅けれど調う 時間はかかるが、まとまる見込みはある。急かさずに整えて待つ
待て・時を待て 今は動く時期ではない。待つこと自体が助言になっている
障りあり 進むが、妨げが入りやすい。障害があるものとして構えておく
難し・調いがたし 今の条件のままでは進みにくい。相手や進め方を見直す時期
他に求めよ 今の相手や話にこだわらず、視野を広げたほうがよい

縁談の一行だけで結論を出さず、運勢やほかの項目と合わせて読むのが、おみくじの基本的な読み方です。同じ「遅れる」でも、運勢が大吉なら「時間はかかっても良い形で調う」、凶なら「今は無理に進めない」と、受け取り方は変わってきます。

「縁談 来る」「調う」が出たとき

「来る」は、良い縁が向こうから動いてくる流れにある、という意味です。ただ、いきなり結婚の話が舞い込むとまでは書いていません。周りの人からの紹介や誘いを通じて、大事な出会いや話が近づいている、と受け取るのが自然です。

来ると書いてあっても、何もしなければ気づかずに通り過ぎてしまうこともあります。「来る」が出たときは、次のようなことを心がけておくと、縁を受け取りやすくなります。

「来る」が出たのに何もなかったと感じたら、最近話しかけてくれた人や、久しぶりに連絡をくれた人を思い出してみてください。気にとめていなかった小さなきっかけが、縁の入り口だったということもあります。

「縁談 遅れる」「待て」は、時間がかかるという意味

「来る」に比べると、「遅れる」や「待て」は少しがっかりする言葉かもしれません。けれど、どちらも「縁がない」とは書いていません。タイミングについての言葉です。

「遅れる」は、良い縁はあるけれど今すぐではない、という意味です。焦って動くと空回りしやすい時期とも読めるので、相手を急かしたり、無理に話を進めたりするより、自分の生活を整えるほうに時間を使うのがよさそうです。

「待て」はもう少しはっきりしていて、今は動かないほうがいい、という助言です。待つのはつらいものですが、仕事や趣味、友だちとの時間など、恋愛以外の毎日を充実させておくと、いざ話が動いたときに落ち着いて向き合えます。

どのくらい先を見ておけばいいか知りたいなら、同じ運営の占いサイト「ウラシル」の結婚占いで、生年月日から5年分の流れを見ることもできます。おみくじの一行と合わせて、気長に構えるための目安にしてみてください。

「障りあり」「難し」「他に求めよ」が出たとき

いちばんドキッとするのが、このあたりの言葉です。ただ、どれも「結婚できない」と言い切る言葉とは違います。今の進め方や、今の状況に見直すところがある、という注意として読んでください。

「障りあり」は、進むけれど邪魔が入りやすいという意味なので、家族の都合や仕事の事情など、障害になりそうなことを先に話し合っておくと安心です。「難し」は、今のやり方では簡単には進まないという意味です。「他に求めよ」は、今の相手や話にこだわりすぎず、ほかの縁にも目を向けてみて、という助言だと受け取れます。

縁談と待ち人の違い

神社のおみくじで縁談と並んで気になるのが「待ち人」です。二つは似ているようで、指している範囲が違います。

項目 指すもの
縁談 結婚についての縁や話。結婚を考える相手との出会いや、関係の進み方
待ち人 あなたが待っている人や、人生に良い影響をくれる人。恋人とは限らない

「待ち人 来ず」と出ても、恋愛や結婚がだめという意味にはなりません。逆に「待ち人 来る」が、恋の相手を指しているとも限りません。結婚について知りたいときに見るのは、縁談のほうです。一般のおみくじの縁談については、本家のおみくじ参道の「縁談とは」でもくわしく説明しています。

結婚をまだ考えていない人の、縁談の読み方

初詣で引いたおみくじの縁談を見て、「まだ高校生なのに縁談って言われても」と思う人もいると思います。結婚を考えていない時期なら、縁談を「今の恋や、これから出会う人との縁がどう進みそうか」くらいに広げて読むと、自分ごととして受け取りやすくなります。

たとえば片思い中に「調う」と出たら、話しかけるきっかけを増やしてみてもよさそうな流れ。「待て」なら、告白を急がずに友だちとしての時間を大事にする時期。付き合っている人なら、「来る」は二人で先の予定を立てるのにいい流れ、「障りあり」はすれ違いに気をつけたい時期、と読めます。(神社のおみくじは本来、結婚の話として書かれているので、あくまで読み替えのひとつです)

どの言葉が出ても、縁談の一行で今の恋の行方が決まるわけではありません。気になった言葉を手帳やスマホにメモしておいて、数か月後に見返してみるのも楽しい読み方です。

恋みくじ参道の恋みくじには、縁談の項目はありません

ここからは、恋みくじ参道の恋みくじの話です。恋みくじの札に出る項目は、運勢・総評・導き・縁地・禁忌・開運物・開運人・開運食の8つです。縁談、待ち人、願望のような、神社のおみくじにある項目はありません。

そのかわり、恋みくじはプロフィールで選んだ恋の状況(片想い・両想い・複雑愛・募集中・休止中)と性別によって、札の中身が変わります。縁談に近いことを知りたいときは、今の自分に合った恋の状況を選んだうえで、次の3つを読むのが近い読み方です。

総評は、縁の近さや進み方をひとことで表す

総評は札のいちばん上に出る短い言葉です。募集中で引くと「縁が舞い込む日」「ゆるやかに縁が近づく」、両想いの男性なら「次の段階へ」「約束をする日」のような、縁談の「来る」「調う」に近い言葉が出ることがあります。反対に、募集中の末吉の「まだ咲く前」「焦らず待って」は、「遅れる」「待て」に近い響きです。

導きは、縁を受け取るための具体的な行動

導きは2〜3文のアドバイスです。たとえば募集中の中吉では「友だちの友だち、先輩の知り合い。今日は人づてに縁が近づく日。誘われたら顔を出してみて。」という一文が出ます。紹介で縁が近づくという点で、縁談の言葉にいちばん近い項目かもしれません。

縁地は、縁が生まれやすい場所や場面

縁地には方位は出ず、「友人の紹介の場」「初めて行くカフェ」「仕事の懇親会」のような、具体的な場所や場面が出ます。縁談が「縁が来るかどうか」を伝えるのに対して、縁地は「どこで縁が生まれやすいか」のヒントです。

神社のおみくじの縁談 恋みくじで近い言葉の例
来る・調う 総評「縁が舞い込む日」「次の段階へ」
遅れる・待て 総評「まだ咲く前」「焦らず待って」
紹介による縁 縁地「友人の紹介の場」、導き「人づてに縁が近づく日」

あくまで「近い」というだけで、同じ意味の言葉とは限りません。恋みくじは結婚の行方を占う札ではないので、その日の過ごし方を決める目安として読んでください。

神社で縁談を引いたあとに、恋みくじを使う

初詣や旅先の神社で引いたおみくじの縁談は、1年や当面の流れを伝えるものとして受け取る人が多いと思います。一方で恋みくじは、1日3回まで引けて、その日の動き方を見るものです。二つを組み合わせると、使い分けがしやすくなります。

たとえば神社のおみくじで「縁談 遅れる」と出たら、焦らずに整えて待つ時期だと受け止めて、毎日の恋みくじでは禁忌や縁地を見ながら、その日にできることを積み重ねていく。「縁談 来る」と出たなら、恋みくじの縁地を参考に、紹介の場や新しい集まりに顔を出してみる。大きな流れは神社のおみくじで、毎日の一歩は恋みくじで、という使い方です。婚活中の人の引き方は恋みくじ×婚活にまとめています。

縁談の言葉は、「来る」でも「遅れる」でも、今の自分がどう動くかを考えるきっかけになります。結果を友だちに話してみたら、「じゃあ今度紹介しようか」と話が広がることもあるかもしれません。言葉の意味を知ったうえで、自分にできることをひとつ決めてみてください。

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