開運人は、今日話してみるとよさそうな人のヒント

恋みくじの札の下のほう、「良縁作法」と書かれた欄には、縁地・禁忌・開運物と並んで「開運人」があります。「よく笑う人」「聞き上手な人」「幼馴染」のように、人柄や好きなこと、あなたとの関係で、その日に縁がありそうな人を伝える項目です。

開運人に出るのは、特定の誰かの名前ではありません。読んだあとに「そういえば、あの子が当てはまるかも」と身近な人を思い浮かべて、その人と話したり一緒に過ごしたりするきっかけにするのが、開運人の使い方です。

開運人は、運勢や恋の状況に関係なく、決まった一覧の中からその日の分が選ばれます。総評や導きのように「今日の恋の流れ」を伝えるものとは少し性格が違うので、深く考えすぎず、今日の人づきあいの小さなテーマくらいに受け取るのがちょうどいいと思います。

開運人に出る人の一覧

開運人に出るのは、次の24種類です。分けてみると、人柄、好きなこと、あなたとの関係の三つに分かれます。

分け方 開運人
人柄 よく笑う人、聞き上手な人、感謝を伝えられる人、おしゃれな人、朝型の人
好きなこと 料理が好きな人、本をよく読む人、音楽が好きな人、旅行好きな人、運動が好きな人、よく歩く人、写真が好きな人、甘いものが好きな人、絵を描く人、カフェが好きな人、映画好きな人、花を育てている人、植物が好きな人、動物を飼っている人、手紙を書く人
あなたとの関係 年上の女性、穏やかな年配の方、同い年の友人、幼馴染

どれも、クラスや部活、家族の中に一人は当てはまる人がいそうな言葉です。(「動物を飼っている人」が出た日に、猫を飼っている友だちの顔がすぐ浮かんだら、それで十分です)

開運人と好きな人は、別の人のことが多い

開運人を読むときに迷いやすいのが、「この人が運命の相手なのかな」と受け取ってしまうことです。開運人は、恋の相手そのものというより、縁を運んできてくれる人と考えたほうが使いやすいはずです。

たとえば開運人が「同い年の友人」だった日に、仲のいい友だちと放課後に話していたら、「今度みんなでカラオケ行くんだけど来る?」と誘われて、そこに好きな人もいた。そんなふうに、開運人の先に恋のきっかけがあることもあります。開運人と仲良くしておくことが、好きな人との接点につながる、という読み方です。

好きな人が当てはまるときは、話題のきっかけに

もちろん、好きな人がそのまま開運人に当てはまる日もあります。開運人が「映画好きな人」で、好きな人がよく映画の話をしているなら、「最近なにか見た?」と聞いてみる話題のきっかけになります。ただ、当てはまったからといって、相手の気持ちまで決まるわけではありません。会話のきっかけをひとつもらった、くらいに受け取っておくと、思った反応が返ってこなくても落ち込まずにすみます。

身近な人の中から探してみる

開運人を読むと、新しい誰かを探そうとしがちです。けれど、当てはまる人はすでに近くにいることのほうが多いと思います。開運人を読んだら、まず自分の身近な人を思い浮かべてみてください。クラス、部活、委員会、塾、家族、SNSでよくやりとりする人。思ったよりたくさんの顔が浮かぶはずです。

その中から当てはまりそうな人を一人選んで、今日のうちに小さな接点をつくってみます。

開運人 身近で当てはまりそうな人 今日の接点の例
聞き上手な人 いつも話を聞いてくれる友だち 最近の恋の話を少しだけ聞いてもらう
年上の女性 部活の先輩、お姉さん、親戚 ちょっとした相談をしてみる
幼馴染 小さいころから知っている友だち 久しぶりにLINEを送ってみる
カフェが好きな人 カフェめぐりが好きな友だち おすすめのお店を聞いてみる
写真が好きな人 よく写真を投稿している子 投稿に一言コメントする

接点は小さくてかまいません。あいさつに一言足す、SNSに反応する、それだけでも、ふだん話さない人との距離は少し縮まります。恋の状況を「募集中」にしている人なら、こうした接点が新しい出会いの入り口になることもあります。

恋の状況ごとの、開運人の使い方

開運人そのものは恋の状況で変わりませんが、使い方は今の恋によって変えたほうがしっくりきます。

恋の状況 開運人の使い方の目安
片想い 好きな人と共通の友だちに当てはめてみる。その子と仲良くしておくと、みんなで遊ぶ予定に好きな人が入るきっかけになることも
両想い 恋人と一緒に、当てはまる人に会う予定を考える。「映画好きな人」なら、映画に詳しい友だちにおすすめを聞いてデートの行き先にするなど
複雑愛 「聞き上手な人」「年上の女性」「穏やかな年配の方」が出た日は、ひとりで抱えている気持ちを話せる相手を思い浮かべてみる
募集中 ふだんあまり話さない人の中から、当てはまる人を探して一言話しかけてみる。新しい集まりに誘ってもらえることもある
休止中 恋の縁を探すより、一緒にいて楽な人と過ごす日にする。「幼馴染」「同い年の友人」が出たら、久しぶりに会う予定を立ててみる

複雑な恋をしているときは、誰にも話せずにひとりで考えこんでしまいがちです。開運人に話を聞いてくれそうな人が出た日は、全部を打ち明けなくても、少し気持ちを話してみるだけで頭の中が整理されることがあります。

恋をしていることを、信頼できる人に伝えておく

開運人が縁を運んできてくれるかどうかは、相手があなたの恋の状況を知っているかどうかにも左右されます。好きな人がいることも、いい出会いを探していることも、友だちが知らなければ、誘ったり紹介したりはしにくいものです。

重く相談する必要はありません。恋の状況が「募集中」なら、仲のいい友だちに「いい人いたら教えてね」と冗談まじりに言っておくくらいで十分です。片想いなら、信頼できる友だちに打ち明けておくと、遊びの予定を立てるときに好きな人を誘ってくれたりするかもしれません。

ただ、好きな人の名前を誰にでも話すのはおすすめしません。うわさが広まって、相手に気まずい思いをさせてしまうこともあります。片想いの中吉には「友人経由の探り」という禁忌もあるように、友だちに相手の気持ちを聞きに行ってもらうのも、日によっては控えたほうがよさそうです。

開運人に、自分がなってみる

開運人の中には、「よく笑う人」「聞き上手な人」「感謝を伝えられる人」のように、自分がなろうと思えばなれるものもあります。こうした開運人が出た日は、まわりから探すのと同じくらい、自分がその人になってみるのもおすすめです。

「感謝を伝えられる人」が出た日に、ノートを見せてくれた友だちに「ありがとう、助かった」とちゃんと伝えてみる。「よく笑う人」が出た日に、いつもより笑顔であいさつしてみる。「手紙を書く人」が出た日なら、誕生日が近い友だちに短いメッセージカードを書いてみるのもいいでしょう。LINEで済むことをあえて手書きにすると、受け取った側の記憶に長く残ります。そうしているうちに、あなた自身がまわりの誰かにとっての開運人になっているかもしれません。(人に縁を運ぶ人のところには、縁も集まりやすいものです)

開運人を、縁地や開運食と組み合わせて読むのも楽しい使い方です。開運人が「カフェが好きな人」で、縁地が「知人が集まる場」なら、友だちとカフェに集まる予定を立ててみる、という具合です。縁地の読み方は恋みくじの「縁地」とは?、開運食は恋みくじの「開運食」にまとめています。

すぐに何かが起きなくても

開運人に当てはまる人と話したからといって、その日のうちに恋が動くとは限りません。開運人が運んでくる縁は、何週間も、何か月もたってから形になることもありますし、何も起きないこともあります。

それでも、開運人をきっかけに話すようになった人が増えれば、それだけ毎日が少しにぎやかになります。引いた結果は「恋みくじ記録」に残るので、どの日にどんな開運人が出て、誰と話したかを振り返ってみると、自分の人づきあいの広がりが見えてきます。

開運人は、身近な人に目を向けるきっかけ

開運人は、運命の相手を言い当てる項目ではありません。今日は誰と話してみようか、と身近な人に目を向けるきっかけをくれる項目です。恋は二人だけで動くものに見えて、実際には友だちや家族とのつながりの中で動いていくことも多いと思います。

今日の開運人がどんな人になるか、恋みくじを引いて確かめてみてください。当てはまりそうな人の顔が浮かんだら、その人に一言話しかけてみるところから始めてみましょう。

今日あなたに縁を運ぶ人は、
どんな人でしょう。

開運人・縁地・開運物を、一枚で確かめよう

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