恋みくじは、恋のことだけを占うおみくじ
恋みくじは、恋愛運や縁結びにしぼったおみくじです。神社でふつうに引くおみくじには、仕事や健康、旅行、探し物など、暮らし全般の運勢が並びます。恋みくじはその中から恋の話だけを取り出して、今の恋をどう進めるとよいかを、ていねいに書いたものと考えるとわかりやすいと思います。
縁結びで知られる神社には、恋みくじを置いているところがあります。最近はスマホで引けるオンラインの恋みくじも増えてきました。恋みくじ参道もそのひとつで、神社のおみくじの形を借りながら、今の恋の状況に合わせた言葉が出るようにしています。神社ごとの恋みくじは恋みくじが当たると評判の神社で紹介しています。
神社のおみくじとの違い
神社の一般的なおみくじと、恋みくじ参道の恋みくじを比べると、次のような違いがあります。
| 神社の一般的なおみくじ | 恋みくじ参道の恋みくじ | |
|---|---|---|
| 占うこと | 仕事・健康・旅行など暮らし全般 | 恋のことだけ |
| 書いてあること | 運勢と、暮らしにかかわる項目がいくつか(和歌が添えられたものもあります) | 運勢・総評・導き・縁地・禁忌・開運物・開運人・開運食 |
| 結果の変わり方 | 誰が引いても、同じ札の束の中から出る | 恋の状況と性別によって中身が変わる |
| 引ける場所 | 神社やお寺 | スマホやパソコン |
おみくじと恋みくじのはじまり
おみくじのはじまりについては、平安時代の比叡山の僧、元三大師(良源)にさかのぼるという話がよく知られています。(古い話なので、どこまでが史実かははっきりしない部分もあります)
恋愛にしぼったおみくじがいつ、どこで始まったのかは、はっきりした記録が見つかっていません。縁結びの神社が、恋の悩みを持つ参拝者に向けて授与するようになり、少しずつ広まっていったようです。わかっている範囲の流れは恋みくじの歴史にまとめました。
恋みくじ参道の恋みくじに書いてあること
恋みくじ参道では、最初に生年月日・性別・恋の状況を入れてから引きます。恋の状況は片想い・両想い・複雑愛・募集中・休止中の5つです。同じ大吉でも、片想いの人と付き合っている人とでは、書かれる言葉がかなり違います。札に並ぶ項目は次の8つです。
| 項目 | 書いてあること | 実際に出る言葉の例 |
|---|---|---|
| 運勢 | 大吉から凶までの6段階 | 中吉 |
| 総評 | その日の恋を短くまとめた言葉 | 恋が芽吹く頃 |
| 導き | どう動くとよいかのアドバイス | 2〜3文の短い文章 |
| 縁地 | 恋に良い流れが生まれやすい場所や場面 | 季節のイベント会場 |
| 禁忌 | その日は控えたほうがいい行動 | 返信催促 追撃LINE |
| 開運物 | 持ち歩いたり身につけたりしたい物 | 花柄のハンカチ |
| 開運人 | そばにいると縁を運んでくれそうな人 | 聞き上手な人 |
| 開運食 | その日に食べたいもの | 抹茶スイーツ |
縁地と禁忌は、運勢と恋の状況と性別の組み合わせでひとつに決まっています。総評・導き・開運物はいくつかの候補から選ばれるので、同じ運勢が続いても言葉は日によって変わります。(開運食は、その日のおやつ選びの参考くらいに読むと楽しいです)
恋の状況の選び方
片想いと両想いは迷わないと思いますが、残りの3つは迷うかもしれません。複雑愛は、相手に恋人がいる、気持ちがはっきりしない関係が続いているなど、すっきりしない恋の中にいるときに選びます。好きな人はいないけれど出会いがほしいなら募集中、今は恋から少し離れていたいなら休止中です。状況が変わったら、プロフィールから選び直せます。
恋みくじの引き方
神社で引くとき
先に本殿でお参りをすませてから引くのが一般的です。引く前に、知りたいことをひとつ思い浮かべておきます。「恋愛運が知りたい」より、「同じクラスの人ともっと話せるようになりたい」くらいの具体的な願いのほうが、書かれた言葉を自分の場面に当てはめやすくなります。
引いた札を持ち帰るか、境内の決められた場所に結んで帰るかは、神社によって案内が違います。迷ったときは、授与所の人に聞いてみると安心です。
恋みくじ参道で引くとき
恋みくじ参道の恋みくじは無料で、登録もいりません。引けるのは1日3回までです。生年月日から12日の周期で調子の波があり、その日の運勢の出やすさが少し変わる仕組みになっています。
3回までなので、良い結果が出るまで何度も引き直す、ということになりにくいのも良いところです。最初の1回をその日のテーマにして、残りは朝と夜で気持ちが変わったときのために取っておくと使いやすいと思います。引いた結果は「恋みくじ記録」に残り、Google と連携しておけば、スマホを替えたときも引き継げます。
結果の読み方
恋みくじの結果は、当たったかどうかで見るより、今日の自分へのアドバイスとして読んだほうが役に立ちます。運勢ごとの読み方の目安です。総評の例は、恋の状況を「片想い」にして引いたときに出る言葉です。
| 運勢 | 読み方の目安 | 総評の例 |
|---|---|---|
| 大吉 | 動いた分だけ、良い流れに乗りやすい日 | 想いが届く日 |
| 吉 | 今の関係をていねいに続ける日 | ゆっくり近づく恋 |
| 中吉 | 自然体でいるほどうまくいく日 | 小さな一歩が吉 |
| 小吉 | 小さなきっかけを拾う日 | 気づいてもらえる日 |
| 末吉 | 自分のことに時間を使う日 | 今は種まきの時 |
| 凶 | いったん立ち止まって見直す日 | 立ち止まる勇気 |
恋みくじ参道の運勢はこの6つで、大凶は入っていません。運勢の名前だけで一喜一憂するより、導き・縁地・禁忌の3つを読んだほうが、その日にやることを決めやすくなります。運勢ごとのくわしい読み方は恋みくじの結果の読み解き方に書いています。
凶は、恋が終わるという意味ではありません
凶の札は、今のやり方のままだと空回りしやすい、という注意です。片想いの凶なら、禁忌は「泣きながらの告白」、縁地は「自宅でゆっくり」。気持ちが高ぶっているときに無理に動かず、家で落ち着く日にしてみてください。
恋みくじを恋に活かすコツ
読んだら、やることをひとつ決める
縁地に「知人が集まる場」と出たら、放課後の集まりに顔を出してみる。禁忌が「ネガティブ発言」なら、今日は「どうせ私なんて」を口にしないでおく。札の言葉をこうして行動ひとつに置きかえると、引いて終わりにならずにすみます。
何日か続けて引いてみる
1回の結果だけで恋の行方を決めてしまうと、良くても悪くても気持ちが振り回されます。1〜2週間ほど続けて引くと、同じ禁忌が何度か出る、凶のあとに吉が続く、といった流れが見えてきます。毎日の使い方は恋みくじを毎日の習慣にすると恋愛が変わる理由で紹介しています。
友だちと見せ合う
友だちと一緒に引いて、結果を見せ合うのも楽しい使い方です。「この禁忌、ちょっと当たってない?」と笑い合っているうちに、一人では言いにくかった恋の相談ができることもあります。(スクショを送り合うだけでも、意外と話が広がります)
まずは今日の1回から
恋みくじは、恋の答えを出してくれるものではありません。それでも、今日どう過ごすかを決めるきっかけにはなります。神社で引く札には旅先ならではの特別感があり、スマホで引く恋みくじには毎日気軽に続けられる良さがあります。気になったら、今日の1回を引いて、書いてある言葉をひとつだけ試してみてください。